私は大学卒業後に、新人看護師として大学病院の循環器内科に配属され、
その病棟で4年間働いていました!
けれど、働いたときは心電図はもちろん、循環器の知識も国試で勉強しただけ。。。
しかし、病棟に配属された以上やるしかありません。。。
そこで、この記事では
というお悩みの看護師の方へ、
私が実際どのように勉強したかをご紹介していきたいと思います(^^)
目次
実際の勉強方法5つをご紹介!
循環器での1番の勉強ポイントは『心電図』!!!
循環器での勉強で1番苦労して大変だったのが
何と言っても『心電図』の勉強です。。。(泣)
これ、ベテランの看護師さんでも意外と苦手な人もいますよね。。。
心電図が読めるようになるまで私がやったのはこれらの方法です!
- ひたすら病棟にある心電図と教科書を見まくる!
- 患者さんの異常な心電図波形を教科書を比べてみる!
- 自分の勉強で理解できなかったら医師・先輩看護師にも聞いてみる!
- 分からない心電図波形などは同期と情報共有しよう!
- おもいきって外部の勉強会・セミナーに出る!
1.ひたすら病棟にある心電図と教科書を見まくる!!!
私が実践していたのは、これです!
異常がある心電図などを先輩看護師に教えてもらいながら、
病棟にある本や自分の持っている勉強本をひたすら見まくっていました!
心電図は患者さん1人1人違うので、とにかく最初は
”心電図に慣れる”、”この波形は正常なのか、異常なのか”
ということをひたすら本で確認しました!
その時に便利だったのは、このようなタイプの本!!!
ちなみに、12誘導心電図の取り方などもすぐ確認できるので
絶対持ち歩いていた方がいいと思います!!!
- ナース服のポケットに入るサイズだから、パッと取り出して確認できる
- 先輩に急に心電図のことを聞かれてもすぐ確認できる(笑)
- 休憩中や隙間時間で勉強できる
本のサイズが大きいと、ナースステーションに戻らないと確認できないので、
ずっと動き回るナースには持ち運べる本を1冊持っておくことをオススメします!
2.患者さんの異常な心電図波形を教科書と比べてみる!
看護師として『異常な心電図波形を発見すること』が大切なので、
その異常波形をいち早く覚える方法です(^^)
実際に受け持つ患者さんの心電図は必ず確認します!
その患者さんの心電図に異常波形が出ることもあります!
例えば、VT(心室頻拍)や、房室ブロックなどの異常です。
そのような患者さんの波形を実際に印刷して、
教科書と比べて1つ1つ覚えていきました。
カルテにはその患者さんが不整脈(異常波形)がある人であれば、
記載してあることがほとんどなので、それを参考にしながら
この患者さんのこの波形はどのような波形だろう?と調べました(^^)
3.自分の勉強で理解できなかったら医師・先輩看護師にも聞いてみる!
個人的におすすめなのは、
病棟にいる循環器医師へ色々聞いてみることです(^^)
私の働いていた病棟の先生たちは、教えるのが好きな先生も多く、
特に1〜2年目の看護師には色々丁寧に説明してくれる先生もたくさんいました!
『この波形ってなんでこうなるんですか?』など聞くと、
心臓の仕組みから教えれくれる先生もいたり、
心電図のことだけではなく、心筋梗塞や心不全など循環器疾患のことも教えてくれたりするので、
かなり勉強になります!!!
分からないと本当に患者さんを受け持つことが怖いので、
調べても分からなかったら聞く!!!その積極的な姿勢が大事だと思います(^^)
優しい看護師の先輩に聞くのも良いですが、疾患や心電図のことは先生の方が専門的なので
個人的には先生たちに色々教えてもらったことが多かったです♫
4.分からない心電図波形などは同期と情報共有しよう!
これは、同期と仲が良かった私の個人的な勉強方法ですが、
自分でも教科書などで勉強しても分からなかったことや
どうしても理解が難しいことは、同期と相談して情報共有していました!
そして、一緒にその問題が解決できそうか考えていました!
誰かに話すことでストレス発散にもなりますし、意外と色んな情報をもらえたり、
時々同期の成長に焦って、もっと勉強するモチベーションにもなったり!
たまに一緒に勉強会もして、楽しかったです!
他の人に教えたり、話すことでも記憶として定着もするのでオススメです(^^)
5.おもいきって外部の勉強会・セミナーに出る!!!
看護師を対象にした勉強会ってたくさんあります!
特に心電図は苦手で勉強したい!という看護師が多いためか、
多くの勉強会・セミナーがあります!
このような感じです!
しかし、このようなセミナーはこのようなデメリットがあると思っています。
- セミナー費用が高額(15000〜20000円くらいが相場)
- 全く新人の頃に行っても全然理解できない
- わざわざ休みを取ってにセミナーに行かなくてはならない
そのため、外部セミナーに行くにあたってのアドバイスはこちら!
- 少なくとも半年くらい心電図を見慣れてからセミナーを受ける
- 本当に理解できない分野のセミナーだけ出るようにする
- なるべく安いセミナーを見つける
- 個人的にオススメは『ペースメーカー』のセミナー!笑
私も実際に新人の時に行ったセミナーは18000円くらいでしたが、
働き始めた5月頃に行ったので、内容が全然理解できませんでした。。。
その後、2年目で行ったペースメーカーについてのセミナーは
かなり理解できて勉強になりました!
ペースメーカーは複雑で、本だけ読んでいてもなかなか理解できませんでした(;;)
そのため、自分の苦手分野を見つけてしっかり自分の力になるようにセミナーは利用しましょう!!!
せっかく頑張って働いたお金が2万円も消えてしまうなんて悲しすぎるので!!!笑
循環器病棟に配属されたら心電図を勉強できる絶好のチャンス!!!
循環器内科に配属されて間もない頃は、本当に心電図が読めません(笑)
私も最初は心電図のアラーム音が怖くて怖くて仕方ありませんでした。。。
しかし、実際に4年間働いてみて感じたことは
『循環器内科の病棟にいることって、最高の勉強できる環境だったんだ、、、!!!』
ということです(^^)
そうなんです!毎日心電図モニターに囲まれて生活し、ある程度勉強すると
本当に心電図が読めるようになります!!!
嘘のような本当の話です(笑)
せっかく、周りに心電図に詳しい先生や先輩たちがいるならどんどん聞いてください!
もちろん、自分でも勉強してからですけれど(笑)
その環境を最大限に活かしましょう!!!
心電図読めるようになったら、
オペ後でも循環器疾患の既往歴がある人の心電図でもドンと来いです!!!
最初はつらいですが、1年経てば絶対に変わります!!!
おわりに
特に新人看護師のときは、日々の業務も覚えなければいけない上に
患者も受け持つ時に、心電図も一緒にこまめに確認しなければいけません。
本当に毎日怖くて怖くて仕方なかったです。。。(;;)
しかし、少しずつ心電図にも慣れて勉強すれば、絶対に心電図が読めるようになります!!!
なので、1歩1歩がんばりましょう〜!!!
少しでも参考になれば幸いです(^^)
読んでくださり、ありがとうございました!!!